ユーザーに寄り添った
ブランド構築を映像で支援
New Relic株式会社様(以下、New Relic)は、デジタルビジネスのあらゆる重要指標を観測可能にする「オブザーバビリティプラットフォーム」を提供しています。市場でのさらなるポジション形成のため、実現したい世界観を伝えるブランディングムービーを制作しました。
- 映像
- ブランディング支援
- クリエイティブ開発
[ プロジェクトのポイント ]
- ターゲットユーザーの視点に立ったクリエイティブ開発
- 企業姿勢を伝えるためのシーン設定や美術によるビジュアル制作
プロジェクトの背景
「New Relic」は、アプリケーションやウェブシステム、サービスプラットフォームなどの稼働状況をリアルタイムに監視し、エラーが発生した際に、原因と対応方法を特定・可視化するサービスです。
大手システム会社などのシステム運用者を中心に理解を得て、市場における存在感を着実に高めている一方で、サービスを実際に利用するシステムエンジニアに提案価値がきちんと届いていないことに課題を感じていました。そのためシステムエンジニアに対して価値を訴求し、数あるサービスとの差異化を図ることがブランディングムービーに求められていました。
問題解決までのアプローチ
ブランディングムービーの具体化を進める前に、まず「New Relic」の提案価値を体現するコンセプトを策定しました。New Relicには「エンジニアをリスペクトし、エンジニアがより良い世界をつくり上げるサポートをしたい」という理念があります。より完璧なコードを目指して、日々アップデートを行うエンジニアへの支援を端的かつ力強く伝えるために「More Perfect」というコンセプトを策定しました。
そして、エンジニアに寄り添ったサービスであることを映像に反映するため、エンジニアにヒアリングを実施しました。具体的な業務内容や業務環境などを伺い、どのようなシーンであれば「New Relic」の価値を身近に感じてもらえるか模索しました。
クリエイティブのポイント
コンセプトとして策定した「More Perfect」を表現し、エンジニアから共感を得られるNew Relicらしい映像にするため、「シーンの設定・構成」や「ブランドイメージの視覚化」の最適化を図りました。
シーンの設定・構成
映像では、エンジニアがより良い世界をつくり上げる仕事に集中するためのサービスであることを訴求しています。具体的なシーンとして、アプリの軽微な不具合修正といったエンジニアが省力化したい業務に関して、「New Relic」のサービスを使用することで効率よくスムーズに対応できる様子を表現しました。
ブランディングムービーの始まりのシーン。料理アプリの動作が重く、アプリケーションを活用していた男性が困惑している。
アプリケーションの不具合に対し、ニューリリックのサービスを活用し即座に対応するエンジニアの女性。
アプリケーションの不具合が改善され、世界中のユーザーに快適なサービスが届けられている。
ラストシーンでは不具合修正のスピーディーな対応について、エンジニアとして評価され、充実感を感じる展開としており、New Relicが日々奮闘するエンジニアと共にあることを伝える構成になっています。
ラストシーン。エンジニアの女性の即座な対応に関して、プロジェクトメンバーから感謝のメッセージが届いている。
ブランドイメージの視覚化
ブランドを認知いただく上で、「色」は重要な要素です。映像からNew Relicを連想してもらうために、コーポレートカラーを立たせる演出を行いました。撮影現場での照明・美術の調整や撮影後の後工程でのグレーディング(色調調整)によって、New Relicのイメージに合致した世界観をつくり上げました。
左は色味を調整する前のカット、右は調整した後のカット。調整後は背景の色が鮮やかに映し出され、ブランドイメージにあった世界観が演出されている。女性の表情を生き生きと見せることで、仕事に向き合う真剣な姿勢を感じられる画面になっている。
[ プロジェクト概要 ]
クライアント名 | New Relic株式会社 様 |
---|
お仕事のご相談やお見積もり、ご不明な点など、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ